今回のママ(パパ)の悩みは、子どもがまわりに気を使いすぎている、です。
せっかく良いことをしているのに何か辛そうに見えてしまうならそっと手を指し伸ばしてあげる必要があります。本ページではどう手を指し伸ばしてあげればよいのか解説します。
忘己利他(もうこりた)と子育て
仏教の世界では、忘己利他(もうこりた)という言葉があります。「もう懲りた」もうやりません、という意味ではありません。自分の欲を抑えて相手を第一に考える、というものです。自分を滅してとりもかくにも相手のためにつくそう、というと少し言い過ぎで、これは他人や自然に対して責任があるということだと思います。
これから子ども達が生きる時代は、個性豊かな他者とチームで何かをなしとげることが求められますから、他者を尊重しうまくやっていくスキルはとても重要です。
忘己利他(もうこりた)は大変すばらしい言葉ですが、自分の芯をなくしてはいけません。周りの大人や子どもに気を使いすぎている子どもは相手第一で考え行動できていて素晴らしいのですが、この自分の中にある軸というものがグラグラしているのではないでしょうか。
自分のままで大丈夫
まわりに気を使いすぎている子どもは、怒られたくない、嫌われたくない、陰口をたたかれたくない、という気持ちが強すぎることもあります。そのために、毎日気をつかいすぎて精神が疲れがちです自己肯定感がとっても低くなっている可能性がありますので、まずは親がしっかりと今のままで良いと認めてあげることが大切です。
これは長い時間をかけて認め続けてあげることが大切です。また、ちゃんと褒めてあげることなども大切になります。いきいきした自分を取り戻してあげることを親が行う必要があります。
具体的に参考になる記事を紹介します。★
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自分が光る大切さ
誰かにありがとうと言ってもらえる言動はとても大切です。いうまでもありません。ですが自分がしっかりとキラキラと光っているからこそ相手も光らせることができるのです。
ただ、相手だけ光らせていても都合の良い人どまりです。特に親にとって扱いやすい、親の言うことにとても素直すぎるなら子どもの中に芯があるか一度点検をしてみてください。
まとめ
本ブログで紹介する158番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「人に何かしてあげる前にまずは自分」です。
相手のためになる行動の前にまずは自分のなかの軸づくりを親ならしましょう、と説明しました。自分も輝き相手も輝くような生活をおくっている子どもは素敵ですよね。
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