今回のママ(パパ)の悩みは、無意識に子どもを型にはめているのではないか、です。
子どもの非認知能力を伸ばすためには大切なことです。どういうところを注意すればよいのか解説していきます。
こうあるべきは変わる
私たち親が生きていた時代とこれから子どもが大きくなっていきる時代に求められるものは大きく変わることでしょう。こうあるべき、こういうものという型のようなもの、正解らしいものは変わります。だからこそ親の昔の価値観を押し付けるのは危険なのです。
特に、正解不正解のようなものの基準も変わってくるでしょう。この正解、不正解というのがやっかいなのです。
白黒をつけるのが大好きな大人
大人の世界では正しいことと間違っていることがはっきりとあって、すぐに白黒を決めることが求められます。信号の青赤のようにルールで決められていることというより、暗黙知や慣習の世界でもそれは求められますよね。
例えば会社で飲み会があったときに参加するのが正しく、不参加することは正しくないといったものです。
ここで、男性の日傘について少し考えてみて下さい。これは正しいですか、正しくないですか。一昔前では男性が日傘をさすことは間違っていると判断されたでしょう。
でも今はどうですか。人によっては間違っていると思うし、人によっては正しいと思うし、それぞれの意見があってよいという風潮があります。つまり学校のテストのようなたった一つの正解はない、ということです。
これは育児においてもたぶんに取り入れたいことです。せっせと白黒をつけて正しいとかそれは違うとか決めるのではなく、子どもの意見を受け入れてあげるのです。
子どもを尊重する姿勢
出された夕食を好き嫌いで残すことは間違っているでしょう。ですが、買い物に行きたいのでついてきて欲しいとお願いしたのに行きたくないと言って行かないのは、間違っているのでしょうか?普通に考えれば間違っていると思うでしょう。親は困りますし。
でも子どもは学校で疲れていて休息が必要なのかもしれませんから、今回は子どもが言っていることが正しいのかもしれません。同じことでもいつでも正解は一つで同じということはないのです。学校のテストではありませんから。
子どもの非認知能力を伸ばすという意味で、何かしらの型に無理やり押し込むことはあまりお勧めできません。ですから育児をされているママやパパには白黒を使い分ける柔軟さが求められるのです。
まとめ
本ブログで紹介する153番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「無理に白黒つける必要はない」です。
何でも答えは一つという時代は終わり、同じことも正解でもありときに不正解になることもあることを説明しました。
正解ばかりにこだわる今の生き方は指導する親も指導される子どももきっと楽しい物ではないはずです。
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