幸せとは長距離走のようなもの。親なら間違った幸せを教えてはダメ

2021年8月22日日曜日

365日

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 今回のママ(パパ)の悩みは、子どもの幸せ、です。


 これは深いテーマですが勘違いしている人も多いものです。子どもの幸せを心から考えているのであればまず親が幸せの認識を改める必要があります。


幸せは与えられるものではない

 つい、自分より幸福そうに見える人をうらやましく思っていしまいませんか。あの人は恵まれていてラッキーだと思うかもしれません。確かにそういう人はいるかもしれません。


 でも一番大切なことは、幸せは誰かに与えられるものではないと知ることです。小鳥のように口を開けていたら親鳥が餌をいれてくれるようなものでは決してありません。


 親だから子どもへ愛情を注ぐのは当然でしょうが、へんにねじ曲がってたくさんの幸せを与え続け過ぎて、子どもが幸せは与えられるものだと思うようになったら大変です。自分より幸せに見える人をみてその人と自分がおかれている環境の違いを幸福度の違いと勘違いしてしまいます。


幸せとは

 幸せとは何でしょうか。お金をたくさん使えることでしょうか。美味しいもの食べたり温泉につかかったり高い服を買ったりしたら刹那的な幸せを得ることができますが、すぐに幸福感が切れてしまい、もっともっとという欲求が湧いてきます。


 これは陸上で言えば短距離走の幸せだと言えます。子どもの非認知能力を伸ばしていきたいなら長距離走の幸福を求めていくべきです。


 短距離走の幸せがダメだということではありませんが、短距離走の幸せ「だけ」追い求めるのはあまりお勧めできません。


長距離走の幸福

 長距離走の幸福とはどういうものでしょうか。それは、こういうことだと思います。

  • 身近に心から気が置ける人がいること
  • 自分の生きたいように生きられている
  • 見返りを求めず生きている
  • 身近な自然の変化に喜びを感じられる
  • 今のままの自分で良いと思える、等々


 これらに共通しているのは、お金がいっぱいあるとかないとかでもないし、他人がどうとか他人と比べてどうとかではなく、自分がどうかということだけです。


子どもには長続きする幸せを

 先ほどの例でいえば、お金を使うことで感じることができる幸せ(短距離走の幸福)は、確かに誰かに与えてもらうところも多分にあるでしょう。


 でも、長距離走の幸せは誰かに与えられるものではなく、自分で築いていく必要があります。親であれば幸せを子どもに注ぎ続けるだけでなく、幸せになるための努力をさせてあげるべきです。


 では親は何を子どもにしてあげられるでしょうか。たとえば次のことを教え導いてあげましょう。

  • 他人と比較しない
  • 自分の強みを知る
  • 感謝する
  • くじけない心を得る
  • 共感できるようなる
  • 非認知能力を伸ばす 等



まとめ

 本ブログで紹介する150番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「幸せは与えられるものではない」です。


 幸せには短距離なものと長距離なものがあり子どもには長距離の幸せを築けるようにしてあげようと説明しました。


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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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