子育てで手一杯になることが子どもの非認知能力にはよくない理由

2021年8月19日木曜日

365日

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 本ページでは、子どもの非認知能力を高めるためにとっても大切なことを紹介します。勉学が上達するための学習方法や習い事も大切ですが、もっと大切なことがあります。それでは一緒に見ていきましょう。


ツールややり方より大切な親の状態

 最近は様々な教育に関連した情報が簡単に手に入るようになりましたから、テクニックや方法論も学ぼうと思えば簡単に学ぶことができるようになりました。専門家ではなくても、私のように学び実践してこれは、というものを紹介している方も増えています。


 さて、子どもへの教育方法ももちろん大切なのですが、それ以上に大切なことは親自身の心の余裕です。育児でいっぱいいっぱいにならないことです。乳児のときの短い期間は仕方ありませんが、幼稚園、小学校へと大きくなっていく過程では、意識して心の余裕をもつようにつとめる必要があります。


 これは、アスリートのレース本番前、人前で話すとき、そういう否が応でも緊張する場面で、リラックスすることが大切なことと似ています。緊張に飲まれてガチガチになるより、リラックスすることで本来の力が発揮できるのです。


 ではなぜリラックスすること心に余裕があることが、子どもの非認知能力を伸ばす上で重要な要素になってくるのでしょうか。


心の余裕が大切な理由

 学校の勉強のような認知能力は、目で見ていても分かりやすいですが、子どもが非認知能力を発揮したシーンはうっかりすると見落としがちです。例えば、レゴ遊びをしていて途中まで作っていたものを少し壊して別の形に作り直していくことは非認知能力が発揮されたシーンの一つです。こんな小さくてなにげないことが日常の中にはたくさんあります。親は最後にできた作品だけをついつい見がちですが、そこまでの過程にたくさんの非認知能力が使われているかもしれないのです。


 こういう小さなことを見落とさずにいられるのは、心の余裕があるからできることです。心に余裕があるとじっくりと時間を使うことができるので、しっかり非認知能力をいかした場面を見つけて子どもに教えてあげれますし、具体的に褒めてあげたり、新しく何かチャレンジさせたりできるようになります、


心に余裕をもつために

 とはいえ、そうは言われても簡単に心の余裕なんて作れない、というのは本音でしょう。共働きは共働きの、専業主婦は専業主婦なりにいつも育児でいっぱいっぱいになるものです。


そこでおすすめしたい方法は、心に余裕をつくるために、何か止める日をつくることです。例えば毎日3食作るのは大変なことです。たまには外食(デリバリー)したり冷凍食品ですませましょう。毎日洗濯物をたたむのをたまには止めてみる。教育熱心なパパの場合だと、子どもと遊ぶ時間を少し減らす日をつくってみるのもよいでしょう。


 あまり効果がないのは、睡眠時間を削ってスマホを見たりネットショッピング等でお金をつかうことです。一時的な快楽はありますが心の余裕への効果は限定的です。


 日本人は完璧主義の傾向がある人が多いようです。これは育児においてもそんな傾向がありそうです。「たまには」そういう束縛の外にいても誰も怒りませんヨ。その他の記事でも、自分時間のとりかたを紹介していますのでよかったらご覧ください。


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まとめ

 本ブログで紹介する148番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子育てでいっぱいいっぱいにならない」です。


 子どもの非認知能力を伸ばすには親の心の余裕があることが大切だと説明しました。育児をふくめていつも何かに追われていっぱいいっぱいであることは、良いことなんて一つもありません。



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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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