今回のママ(パパ)の悩みは、つい自分の子どもが平凡だと思ってしまう、です。
うちの子は周りの子と比べてなんのとりえもないなと少しガッカリしてしまうお悩みです。この悩みは、悩む必要がまったくありません、ということを解説していきます。
この子の全てを肯定する
親なら子どもの全てを肯定し、存在しているだけで嬉しい、と心から思い伝えてあげましょう。
これは、寝坊したら早く起きなさいと怒るだけでなくぐっすり寝れて偉いねと言ってみる、髪が伸びるのは当たり前でも髪が伸びたのはまた成長したらだねと言ってみる、といった日常の小さなことの積み上げで子どもに伝わっていくものです。
この全肯定ができるようになると親の目線に変化が生まれてきます。
子どもの短所が気にならなくなる
人はネガティブなものや不安なものに目がいきがちなので、自分の子どもとはいえ、短所であったりお友達よりできていないことに目がいきがちで、どうしてうちの子はこんなこともできないのか、と時に頭を悩ませたりします。
子どもの全てを肯定してあげると、そりゃお友達比べて出来ていることや苦手なことはあって当然と思えるようになりますし、短所よりも子どもの長所に目が行くようになります。
長所と短所は紙一重
就職活動の経験があるひとは、よく目にしたかもしれませんが、長所と短所は相対するものではなく紙一重です。これは何も就活のテクニックだけでなく、子どもにおいても同じことが言えます。
例えば、挨拶が苦手な子どもがいたとします。普通これは短所だと感じる方が多いでしょう。周りのお友達の多くは出来ているのですから。でもこの子は警戒心が強く挨拶ができていないのであれば、どうでしょう。無防備に知らない人にも気軽に距離を知縮めるより警戒心をもって相手との距離を丁寧につめていけることは、時間がかかるかもしれませんが、一つの長所ではないでしょうか。
長所や短所なんてのは親が「世の中の普通」に子どもをあてはめて飛びぬけていたら長所に、劣っていたら短所と決めつけているだけの可能性がありますので要注意です。
子どもの長所を知る
例えば長所とはどういうものなのでしょうか。論理性、思いやり、真面目、主体性、計画性等さまざまあるでしょう。
子どもの長所は他人と比べて勝っている所ではなく、その子なりにこだわりがある所や得意なこと、熱中していることなどから良いところを見つけてあげると良いでしょう。
誰でもあるはずです。もし、そんなものこの子にはないと感じているなら、まず子どもを全肯定して他人と子どもの比較を止めてもう一度子どもを見てください。絶対ありますし、自分の子が平凡だと思うことなんてなくなります。
まとめ
本ブログで紹介する149番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子どものいい所は必ずある」です。
自分の子どもの全てを肯定していけば自ずと子どもの長所は必ず見えてくると説明しました。お友達と優劣つけたり親自身の満足感のための道具として子ども活用することは毒親への近道になってしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿