今回のママ(パパ)のお悩みは、個性って何かよく分からない、です。
子どもの個性の大切はよく分かっているつもりだけど、個性についてよく分からないという方は意外にいると思います。
そこで本ページでは、個性について深ぼりしていきます。
個性とは違和感だ
個性とはなんでしょうか。多くの人とちょっと違う独特な人を「個性的な人」と少し皮肉をこめて言ったりします。普通は、思いやりがあるとか、歌がうまいとかを個性と言ったりもします。一般化された人よりも濃い特徴を個性といいます。
個性とは何かしらの行動に現れるものばかりではありません。感性や感覚にも個性があります。お花をみてどう感じるかはその人次第であり、それも個性です。また、何かおかしいと感じる違和感もまた個性なのです。この違和感こそこれからの時代を生きる上で多くの人に求められとても大切だと思います。
違和感をつぶす教育
社会活動を営むうえで、自我100%の人ばかりだと社会が成り立ちませんが、自分を押し殺して周りに同調するスキルを磨き上げ、同調ばかりな人は、非認知能力という視点では疑問符です。実は小さい時か違和感を許さず一糸乱れぬ同調を求めているものの一つが教育です。
小学校に入学すると、生徒個々の事情は横に置いておいて、決められたカリキュラムを必死にこなす学校の先生に同調することが求められるます。決められた時間はずっと椅子におとなしく座り板書し、10分休憩と言われたら休憩しを夕方まで続けるわけです。何をどう学ぶかも先生に決められていて従うことが求められます。
どうしてずっと座っていないといけないの、というような違和感をはさむことは許されません。そうすると、いずれ違和感を感じないようになっていきます。これは本当にもったいない。
先生が悪いのではなく学校のシステムが古すぎることが悪いことは断っておきます。
違和感を大切にしたい親の接し方
親たちが若いときを生きてきた時代の価値観とこれから子どもたちが生きる時代のは価値観は大きく変わっているものでしょう。だからこそ、子どもが違和感を感じることを大切にしてあげてください。
そのために、日々の親子の会話をおろそかにしないでください。そして子どもの意見を尊重してください。
学校のこと、お友達のこと、近所のこと何でもよいのでたくさんのことついて、どうだった、どう思った、少し大きくなると社会問題を語りあうのも良いです。正解探しではなくて、誰かの意見を借りるのではなく自分なりの考えを引き出してあげてください。
子どもへの質問のしかたに注意してくださいね。
まとめ
本ブログで紹介する144番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「感じる違和感こそ個性」です。
子どもそれぞれが感じる違和感は、同調社会のために必要なのではなく、むしろ大切だと説明しました。なんでこの子普通じゃないのかなとイライラしてるところがあるなら、それはむしろ良いことが思えばすっと気持ちが楽になりますね。
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