今回のママ(パパ)の悩みは、たまに子どもが憎たらしく感じる、です。
本当は子どもを愛しているはずなのに、どうしてそう思ってしまうのか、どうすれば簡単に100%愛しい子と思えるのかを解説いたします。
君は愛されるために生まれてきた
「君は愛されるために生まれてきた」という曲がございます。牧師さんが作曲されていますので宗教音楽なのかもしれませんが、宗教関係なしにとても良い歌詞だと思います。
YouTubeで聴けますのでぜひきいてみてください。歌詞の一部を紹介します。
君は愛されるために生まれた
君の生涯は愛で満ちている
~中略~
君の存在が私には
どれほど大きな喜びでしょう
~中略~
君は愛されるために生まれた
今もその愛を受けている
勉強ができるから愛される、親のいうことをしっかり聞くから愛されるといった条件付きの愛情の要素はいっさい歌詞にはありません。もうそこにいるだけで愛されます、という全面的な愛がうたわれています。
子どもが小さいときは親はみんなそうだったと思いますが、子どもが大きくなるに従い、条件付きの愛情になっていってしまいませんか?言うことを聞かないから憎たらしい、なんて思うときがありませんか。親も一人の不完全な人間ですからいたしかたありませんが、この曲は原点を思い出させてくれます。
無償の愛という土台
子どもの非認知能力を高めるには経験や親の接し方が大切ですが、非認知能力が伸びていくための土台というものがあると思います。植物が大きく育っていくために土が必要なようにです。
私はその土台こそが親の愛であり、愛されているという感覚を子どもが心から持てていることだと思っています。
裕福といえるほどお金がなくとも、共働きで忙しくも、子どもを愛し続けることはできますし、それを言葉にしてあげることもできるはずです。
日々の忙しさの中でもできること
子どもに「愛しているよ」と愛情を伝えるのにそれほど時間は必要はありません。頭でわかっていても、なかなか子どもに愛情表現することができていない場合、いったいどうすればよいのでしょうか。
Todoリストに子どもに愛していると言う、なんていれて作業としてこなすのはやめましょう。
私がお勧めするのは次の2つです。
一つは、この子と家族がいて幸せだ、と感じることをします。場所はどこでもよいです。就寝前でもよいでしょう。一人時間に行うのがおすすめです。
二つは、小さいときの子どもの写真を見返す、です。スマホには大量の子どもの写真がある方も多いことでしょう。スマホでSNSを見る時間を少し減らして写真をみる時間にあてるのはそれほど難しいことではありません。
そう、私は子どもを今も愛しているんだと、と一瞬忘れかけていたかもしれない気持ちを思い出させるには効果抜群です。
子どもを愛するというのは当たり前すぎてどんどん認識しなくなっていくかもしれませんが、子どもはいつでも親から愛されていると感じたいものなのです。
まとめ
本ブログで紹介する155番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「愛されるために生まれてきた」です。
非認知能力を伸ばすための土台こそが愛されているという実感なので、愛情表現をしてあげましょう、と説明しました。言うことを聞かない子だといつもイライラする時間があれば愛情表現してニコニコを増やしていきましょう。
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