親ですら大人ですら息抜きが必要とか一人でゆっくりできる時間が必要なら、子どもはもっと必要ですし、そのほうが子どもの非認知能力にとってもよいことです。
家はとても大事な場所
子どもは大きくなっていっても生活圏はそれほど広いものではありません。中学生になったら電車で学校に通う子もでてくるでしょうが、大人のように夜遅くに家に帰ってくることはまれでしょう。
そのため、子どもにとって家はまだまだ生活圏の中心にあるものです。お休みの日、学校から帰ったときはやっぱり家が時間の過ごし方のベースになるわけですし、家には親やもしくは祖母と一緒に住んでいることが多いでしょうから、身近な人もいるのです。
家を安らげる場所に
子どもの非認知能力を伸ばしていくうえで、さきほどふれたように大事な家が安心できる場所であることは大切なことです。心が常に不安にさいなまれるのではなく、安定しているほうが非認知能力は伸びやすいものです。
繰り返しになりますが、人間誰しも落ち着く場所って一つや二つは欲しいものです。それは小さな子どもだって同じことです。生活圏のせまい子どもにとって、それは家であるべきでしょう。お家は学校や幼稚園から帰ってきたらほっとできる場所にしてあげましょう。SP(敏感すぎる子)ならなおさらです。お外から帰ってきたら精神的にも疲れているものです。多少のワガママは受け入れてあげましょう。
お家は物理的に帰る場所だけでなく、気持ち的にも帰ってほっとする場所であるべきで、こういう場所があるからすくすく成長していくのです。
物理的な贅沢は不要
家が安心できることの大切さを説明しましたが、これは自分の部屋があるとか好きなものがたくさん家にあるとかそういう物理的なことはそれほど重要ではありません。家が広かろうが狭かろうが、マンションだろうが家に庭がなかろうが、そんなことは全く気にする必要はありません。
家が安心できると言うことは、精神的なものなので、むしろママとパパが仲が良いとか、子どもが大事にされているなと感じるとか、ちゃんと親に愛されているなと感じるとか、そういうことが大事になります。
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