親世代の教育
私たちが学校を中心とした学んだ教育は、偏差値教育が大きなウェイトを占めていました。お受験に代表されるように、暗記を徹底し先生のいうことをちゃんと聞いて、周りの大人が望むように行動し、周りの子ども達と競争し続ける、そういうことが求められていたかと思います。
これは大人になって求められていることがある意味はっきりしていたからこそです。しかし時代はかわり、子ども達が生きる時代は何をしていけばよいのか正解も模範解答もありません。たくさん失敗することもあるでしょうし、今まで以上に自分とは違った人たちに囲まれて生活し仕事をすることになるはずで、そんな時代には親が受けてきた偏差値教育だけでは力不足になります。そうです、非認知能力をしっかりと伸ばしてあげる必要があるのです。
リセットする気持ちが必要
そういう背景もあることから親の常識や前提は、子どもの非認知能力を伸ばす上で逆効果のものが多いかもしれないと、まず気づくことが大切です。子どもには非認知能力を高めていってほしいと一番に思う親が、特に非認知能力を必要としなかった教育観で子どもと接していてもいいことはありません。デメリットも多いことでしょう。
いい習い事をさせていても家の中の親が偏差値教育の思考で接していたら、習い事から学べる非認知能力の効果は激減することでしょう。まず親の常識がこれからの時代の常識ではないこともたくさんあることを知り育児に生かしていく必要があるはずです。リカレント教育ではありませんが、親も子どもと一緒に非認知能力を伸ばす勉強をしていきましょう。
金言~その12
本ブログで紹介する12番目の子どもの非認知能力を伸ばす育児の金言は「親は自己否定から始めて、子どもと一緒に成長する」です。時代は大きく変わりました。親が時代にあわせてマインドを変えるからこそ子どもの非認知能力はもっと伸びていくことでしょう。
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