大人のみんなが、誰かのために自分時間を使うことに疲れてしまうように、子どもも大人の時間にあわせて生活するばかりでは疲れます。子どもはいま誰の時間で生活していますか。
他人の時間にあわせるのは大変
雇用されて仕事をしたことがある人はよく分かると思いますが、自分の時間を誰かの時間のために使うことはけっこうストレスで疲れることです。あー今日仕事行きたくない、早く金曜日にならないかな、そういうことを思ってしまうのは、今の環境に満足しておらず逃げたいからです。
また誰かとお出かけしたり食事したりしても相手にあわせていてばかりだと全然楽しくありませんし、解散の時間が待ち遠しくもなるものです。たくさんの社会経験とつんできた大人ですら他人の時間にあわせるのは、面倒で大変で辛いことなのです。ですから子どもなんて大人なんかに比べてもっともっと大変なのです。
子ども時間を
子どもの非認知能力を鍛えていきたいのであれば、いつも大人時間に子どもを合わせさせるのではなく、たまには子どもの時間に親があわせるような時間の使い方も行っていきましょう。
親子でお出かけしているときに、親のリズムで親のしたいことだけするのは、子どもにとっては自分の時間ではなく他人の時間にあわせているので、あまりにもそういう時間が長いと子どもは疲れてしまいます。ましてや車で長時間移動していたらダブルパンチです。
今の親はせっかちです。なぜならとっても忙しからです。時間に束縛されToDoに追われるのは大人だけで十分です。子どもが遊びに夢中になっていたり、あれしたいこれしたいと言っているときは子どもの時間です。早くしてよとイライラする気持ちをおさえ待ってあげましょう(そのおかげで貴重なママやパパの自分時間が減ったとしても)。
もちろん、学校に行く時間のように決まっている時間のような場合は例外です。スーパーに行く時間、公園から帰る時間等なにかと自由がきく時間にはぜひ子ども時間をなるべく作ってあげてください。子どもが自分で使いかたを決めれる時間は子どもの自発性や探求心が深くなることにつながることもありますよ。
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