これからを生きる子どもたちには、親世代の当たり前を無意識でも押し付けるのはよくありません。それは今までの当たり前ありきの世界はもうガラって変わっているからです。
映画の音楽に答えはない
世の中には答えもしくは答えらしきものが明確にあるものと、正解なんてないでしょう、というものがあります。
例えば1+1=2のように正解が必ずあるものがあります。赤信号では止まれ、物を買うときはお金を払う、といったことです。しかし、音楽のようなものに正解はありません。例えば映画の音楽をAさんがつくるのと、Bさんがつくるのでは違うものになるでしょうが、どっちが正解かというものはないでしょう。好き嫌いはあるかもしれませんが。
すでに今ですら多くのことがあるのですから、これからの時代を生きる子どもたちは、正解のないことに多く直面する可能性が高いです。
そんな局面を乗り越えていけるのは、まだまだ学校教育で大半を占めている暗記力ではなく非認知能力なのです。
正解があることにとらわれない
非認知能力を高めていきたいなら、正解があるものという考えは捨てなければなりません。この正解と言うのは世間様といってもいいかもしれません。普通はこうだから、皆こうだから、常識だから、こういった考えはいったん押し入れにしまっておきましょう。自分の子どもがその他の99人と違っていることに悩むのではなく、それは素敵な個性だと幸せにとらえましょう。
これからは、個性がとても大切です。こういう個性だけが素晴らしいなんてありません。個性はみなそれぞれの良さがありそれぞれが素晴らしいのです。
例えば、木々の枝の色は茶色という常識=正解があるかもしれませんが、果たしてこれからもそうなのでしょうか。メタバースの世界でも木々の枝の色は茶色しかないのでしょうか。いままで当たり前だったことも変わっていくかもしれません。
金言~その10
本ブログで紹介する10番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「正解を追い求めない。正解なんてないんだから」です。正解がないなんてみんな困りそうですし大変そうですが、逆にいえば正解にしばられることもないわけですから見方によって楽しいかもしれません。そんな時代には豊かな非認知能力が欠かせません。
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