誰でもなんとなく嫌なことや心配なことはあります。大人もありますしむしろ大人だからこそ多くありそうなものです。もちろん子どもにもあるわけですから、子どもには小さいうちから対処方法を教えてあげてみませんか。
人は心配ごとを抱えるもの
何かと人は心配性なものです。多くの人がそうでこれは人の特性のようです。次の記事では日々コンコンと湧き出てくる心配事のほとんどは現実にならないことを説明しました。
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とはいえ、本当に心配事が現実にならないのか不安でしょうし、頭の中からそのことが消えていくまでは落ち着けません、という声がありそうです。そういう時にはなんとなく心配なことを具体的にしてみましょう。
心配は具体的にしてみる
例えば明日はなんとなく学校に行きたくない、としましょう。精神論で行ってきなさいと突き放すのも一つですが、子どもの非認知能力を伸ばしてあげたいなら突き放す前にやれることがありそうです。
なんとなく嫌だな、と思うことは何度もあるでしょう。なんとなく心配なことがあるからです。ちょっとした嫌なことがまた起こるのではないかということがたくさん積み重なってその塊が、なんとなく、になっていることもあるでしょう。
子どもが大きくなればなるほどその塊は大きくなってくることでしょうが、親ならまた起こるかもしれないと不安になっているちょっとした嫌ことを、一つ一つ明示化していってあげましょう。
給食に出てくるカボチャを食べたくない、算数の時間にお友達が騒ぐので嫌、ご飯前に教室が暗くなるのが嫌、などささいな嫌をたくさん言語化してあげましょう。親がそのすべてを一気に解決することはできないかもしれませんが、漠然とした不安が何かはっきりしていくだけで少し落ち着くものです。
漠然としていてら不安の気持ちに押しつぶれそうでも、明示化されるとそれは大丈夫かもしれないと思えてくるものもあるからです。子どもが、もし心配事があるならそれは何だろう?と自問自答できるようになってくるとしめたものです。
まとめ
本ブログで紹介する278番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「心配ごとは具体的に」です。
漠然とした心配ごと達を一つ一つ具体的にしてあげると心配が少し安心につながります、と説明しました。大人でも有効なこのやり方は、子どもが小さいうちから身につけさせたいですね。
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