子どもには失敗をかてに強い子になってほしいと思われるなら、失敗を身近なものにしてあげる必要があります。そのためのキーワードが「共有」です。
子どもには失敗させよ
本ブログでも何度も子どもの失敗を推奨する記事を紹介してきました。少し遠回りに見えても、例えそれが小さいものでも失敗を経験し乗り越えることは子どもの自己肯定感等の非認知能力をグングン伸ばす上でとても大切なことです。
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しかし、親は子どがかわいいのでついつい失敗をさせないように先回りしてリスクを取り除いたり、あれこれ口や手を出しがちです。子どもが悲しんでいる顔を見るより笑顔を見てたいですから、この気持ち分からないではありません。
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あれこれ口や手を出さずに見守ることが大事なのですが、見守ることと同じくらい大事な事があります。
失敗を共有する
例えば、折り紙をたくさん重ねて円をハサミで一気に切り取ろうとしていたとします。あまりにも重ねている折り紙の枚数が多いと、あっこれは失敗してうまく切り取れないぞ、と親なら直感的に分かることがあります。そんなときに、紙を減らして何回かに分けて切った方がよいとつい口に出してしまいますが、ここは見守るんでしたよね。
そして、見守っていると予想通りうまくいかず機嫌が悪くなってしまいました。さてこの時に、ほら失敗したでしょ、ほらごらん、なんで言うこときかったかったのよと自分の正しさを子どもにつきつけるようなことはやめましょう。
その代わりに言って欲しいことがあります。それはママ・パパも小さいとき同じ失敗したなぁと失敗を共有して、次頑張ってみようねと背中を押してあげることです。
子どもにとって前者は突き放された感じがする一方、後者は優しく抱き留めてくれた感じするので真逆です。
まとめ
本ブログで紹介する274番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「失敗を共有する」です。
子どもが失敗を恐れなくするために失敗したときに子どもと一緒に失敗を共有してあげましょう、と説明しました。失敗は成功の母ですが優しい母でありたいですね。
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