どうやったら思いやりのある子に育つのだろうか、と思い悩むことはありませんか。実はその答えにつながるヒントはとても身近な親子の時間にあるのかもしれません。
誰に優しさを教えてもらおう
子どもに思いやりをもつやさしい子になってほしいと思ったときに、国語や算数を勉強していても優しさは身に付かないことはすぐに分かります。
それでは、優しさが身に付く習いごとに通わせればよいのでしょうが一体その習いごとは何かは見当もつきません。灯台下暗しとはまさにこのことで、誰かや何かに頼るのではなく、まさに自分自分が子どもに優しさを教えてあげられることに気づきましょう。
共感して遊んでみよう
子どもは親からたくさんのことを学び真似ます。だからこそ、親から子どもへの思いやりが伝わると子どもは思いやりを持つようになります。
言うは易しですがこれはそう簡単なことではありません。思いやりなんて今日伝わっても明日も同じように伝わるなんて分かりませんし、どれだけ伝わっているかなんて目に見えませんから。
さて、ここで一つ思いやりを伝えるやり方を紹介したいと思います。それは共感しながら子どもと一緒に遊ぶ、ということです。ただ一緒に遊ぶのではなく子どもの遊びに共感して遊ぶ、という点がポイントです。
共感とは子どもの工夫を笑顔で受けれいること
子どもと遊んでいても正直楽しくはないことは多いと思います。例えば鬼ごっこをするとします。子どもが小さければ小さいほど手をぬいてあげる必要がありますし、子どもが楽しめるようにあれこれ気をつかう必要もあります。子ども自身が有利になるような特別ルールがドンドン追加されていくこともあります。もうこんなの鬼ごっこじゃないという形に変わってしまうこともあるでしょう。
それに付き合う親は疲れます。例えそのことを顔に出しても遊びに付き合うことは、単に一緒に遊んでいるだけです。
それでは、共感をもって一緒に遊ぶとはどういうことでしょう。それは子どもが特別ルールを勝手に適応していってもそれを前向きに受けれいること、そして何なら親からも子どもが喜びそうなルールを提案してみたりすることです。できれば最後までイヤイヤ遊ばないことです。
どうやったら思いやりをもった子になるのだろうという疑問の答えは普段の子どもと接している場面場面にあるのかもしれません。遊びは子どもの自己肯定感等の非認知能力を伸ばしてくれる絶好の教材です。ぜひ遊びを楽しいものにしてあげましょう。
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まとめ
本ブログで紹介する273番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「思いやりは共感する遊びから」です。
子どもに思いやりを持たせたいなら誰かに任せるのではなく例えば親子の遊びの中で育むのも一つです、と説明しました。人間性みたいなものはまずは親から学んでいくものなんですね。
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