子どもも一人の人格者ですから悩むことはたくさんあります。しかし、何気ない大人の一言が子どもの自己肯定感を下げることがあります。それは「そんなことで悩んでいるのか?」です。
解決力は大人ほどない
当たり前の話ですが、子どもは大人に比べて経験値も少ないですしまだまだ未熟なところはたくさんあります。だから大人にとっては悩むほどではないこどでも、子どもにとってはずっと頭から離れずに気になって思い悩んでしまうことはたくさんあります。
だからこそ、子どもの悩みを聞いた時に、「そんなことで悩んでいるのか?」なんて言ってあげないでください。
分かっています、悪気があって言ってるわけではないんですよね、安心させようとしているんですよね、でも子どもにとってはバカにされたように聞こえているかもしれません。
靴が泥だらけで悩んでいる
例えば、泥道を靴で踏んでしまい靴に付いた泥がとれずにいってずっと気になっていたとします。汚れたのであれば洗うなりブラシで泥をとればそれでおしまいなのでしょうが、子どもにとっては怒られるかもしれないから必死で泥をぬぐい取ろうと頑張ったけど取れなかったので悩んでいます。
そんな話を聞いて「そんなことで悩んでいるのか?」大丈夫洗えばいいし、別に何日かはいていたら自然と泥は取れるよ、と子どもに言ってあげるかもしれません。
最初の一言は余計です。せっかくの優しさが子どもに伝わらないことにもなりかねません。
大事なポイント
大切なのは余計な一言はいわないということよりも、子どもの悩みは大人から見れば大したことないことも多い、と理解することです。そして子どもは子どもの成長にあわせてその時々のレベルで難しいことがあれば悩みにつながるのです。
そんなの大したことない、と言い放つのではなく、悩みを親子で分かち合い、乗り越えるヒントを上げることで子どもの非認知能力が伸びる機会となるでしょう。
まとめ
本ブログで紹介する276番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「そんなことで悩んでいるのとは言わない」です。
大人から見たらささいなことかもしれない子どもの悩みは、大したことないと言うのではなく解決へと導いてあげるのが大事です、と説明しました。人は悩みが尽きないのですが、それは子どもだって同じことです。
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