子どもが少しづつ大きくなると人付き合いを始めないといけません。友達とうまくいかないこともあるでしょう。そんな時に人それぞれ過ごしかたがあるんだと、ということを学ばせてあげることは大切です。
タイミングを合わせていきたい
他人とうまくやっていくためには、人はそれぞれのタイミングがあるのでいつも自分の思い通りには人は動かない、ということを知っている必要があります。とくに子どもは経験をとおして学ぶこともありますが、親が言葉でしっかりと伝えてあげることも大事な事です。
兄弟喧嘩の火種に
うちの子はよく兄弟げんかをします。上の子が下の子に一緒に何かをしようと言ってさせようとしても、下の子が乗り気でなくてイヤイヤなこともたまにはあります。そんな時に上の子は無理やりなんとかさせようとするのがそれがうまくいかないと、なんでちゃんとしないのか、と怒り始めます。下の子からしたら迷惑な話です。
下の子の役が親なら親は子どものタイミングに合わせることもできますが、小さい子はそうはいきません。人はそれぞれのタイミングがあることを学べる身近な例です。
何して遊ぶ
近くの公園で遊んでいた時の話です。小学生高学年と思われる子2人が何をして遊ぼうかと話していたのが聞こえてきたので紹介します。おそらく一通り遊んでつぎ何をして遊ぼうとしているか決めかねていたのでしょう。
次どうするのかで話し合っていました。A:「違う公園にいって何とかという遊びをしようか」
B:「ここで別の遊びするか」
A:「ここで別の遊びをして違う公園にいって何とかという遊びをするか」
B:「ここで何とかという遊びをするか」
A:「そうしようか」
なんとか話がまとまったようです。人にはそれぞれ今このタイミングで過ごしたいことが違うものです。そんなときにどう寄り添っていけるか学べるものです。
子どもに語りかけたい
一緒に遊ぼうと思ってもその人がそのことで遊びたいタイミングじゃないと楽しく遊び始められないことはあります。友達の輪から外されたくないから無理やり友達が合わせているかもしれません。
伸ばしてあげたい子どもの非認知能力には共感力があります。共感力を伸ばすには、そこに人のタイミングの違いがあると知っているか知っていないかは大きな違いです。もし、自分からお友達といっしょに兄弟といっしょに何かしたいなら、人それぞのタイミングがあることを教えてあげましょう。
あー、これはタイミングの違いでもめているな、というシーンを目撃したら、少し時間をおいて子どもと一緒にその時のことを一緒に話し合ってみましょう。そこに人それぞれの過ごし方があるんだよ、と教えてあげましょう。
まとめ
本ブログで紹介する268番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「人にはそれぞれの過ごし方がある」です。
自分がそうであるように、他人にもそれぞれのリズムがあり、うまく合わないと一緒に楽しく遊び始められないことを子どもに教えてあげよう、と説明しました。人付き合いって結構難しいことを小さいうちから学ばしてあげましょう。
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