子どもがふざけている、と聞くと悪いことだと反射的に理解していませんか。実は全てがそうだとは限りません。どういうことかご説明いたします。
ふざけることは悪いことばかりでない
子どものおふざけは一緒に笑えることもあれば、イラっとすることもあるでしょう。言うことを聞かなかったり、何かを邪魔されたり手間が増えたりするとイライラしてくるものです。
また、集団行動をしているときにふざけて輪を乱す子もいることでしょう。こういうことがあるので、子どもがふざける、のは悪いことのようにとらえがちです。でも、本当に全て悪いことなのでしょうか。
ふざけるには理由がある
親や先生にふざけなさい、と言われてふざける子は殆どいないでしょう。多くの子が自発的にふざけています。ふざけるには理由があります。
例えば我が家のケースを紹介します。
就寝前のことです。そろそろ寝る時間になったので子どもと一緒に布団に入って絵本を読んで寝ようとするときに、全然寝ようとせずにふざけて布団からでて自由奔放に遊びだすことがあります。早く寝なさいと言い聞かせてもどんどん笑顔になって元気になって寝る気配はみじんもありません。
ある日、日中帯に子どもと遊ぶ時間が少なかったりすると寝る前にふざけていることに気づきました。あーそうか、子どもはもっと親と遊びたいんだ、ということですね。
この場合、悪いのは親の方だったりします。いいじゃないですかその日は就寝が15分遅れても。15分みっちり遊んであげよう、と思うわけです。
自由を与えよう
子どもは自発的にふざけることが殆どです。子どもが自由であればあるほど、おどけたりふざけやすくなります。学校のテストの点に直接は結びつかなくても、ふざけることは自らやる気が出ているから、自発的に頑張っているともいえます。
いいじゃないですか、そういうの応援してあげましょうよ。子どもがふざけられるというのは、自由があるからだし、逆にふざけていないなら自由がないのかもしれません。
集団のルールに従ったり社会のルールに従うときはきっちり従う必要がありますが、そうではない部分は、思いっきりふざけさせていいんじゃないでしょうか。
まとめ
本ブログで紹介する270番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「ふざける子はやる気いっぱい」です。
子どもに自由があればあるほどふざけやすくなるし、ふざけるには理由があり、全て悪い事ではないと説明しました。たまには親もふざけてみてはいかがでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿