【書評】幸せについて知っておきたい5つのこと、から行動を学ぶ

2019年8月17日土曜日

書評

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幸せについて知っておきたい5つのこと(著:NHK「幸福学」白熱教室)を読みましたので、子どもの非認知能力を伸ばすために参考になるだろう、幸せになるための行動について本書からためになる情報をご紹介します。

なにかと話題の白熱教室で議論されていた内容です。

本書の概要

幸福学について白熱教室で放送された内容を書籍化しています。二人の幸福学の第一人者が、幸せになるためのカギは何か、について議論されています。

本書の所感

どうすれば幸せになれるのか?という問いに対して、様々な実験などから分かった要素が紹介されています。日本でいえば、国が言うように与えられたカリキュラムの勉強をし、偏差値を高めていき、難しい大学に入学し、大企業に入社し企業のためにお金のために一生勤め上げ、肩書や年収を追い求め、稼いだお金を消費する「昭和のエリート」の道には幸せはないことが良くわかります。

そもそも幸せとは誰かと比較して上位にいること(マウントをとること)ではないんですよね。頭では分かっていてもずっと比較し比較される生き方が正しいとおもって生きてきた人にはなかなか軌道修正が難しいんですよね。

本書で気になったこと

・幸福学とは、社会福祉の観点からのウェルビーイングやポジティブ心理学等を包含する
・客観的要素(収入や貯金など)を追求しても幸せにはならない。重要なのは主観的要素(自分自身の中での実感)
・幸せのキーは3つ
 -他人との結びつき
 -他人に親切にし感謝する
 -目の前のことに集中
・お金の使い方と幸福には相関がある
 -経験を買う(記憶に残る・自分なりの個性を感じる・他人と社会的な価値を共有)
 -ご褒美化
 -他者への投資(習慣や強制ではない自発的な寄付やプレゼント、与える喜び)
・悲しみや挫折は、短期的には受け入れると同時に目の前にある幸せに感謝する
・快適すぎる環境は、結果的に人を精神的・身体的に退化させる
・死を目前にした高齢者に効いた「人生で一番後悔したこと」から
 -人の期待に応える人生ではなく自分に正直に生きるべきだった
 -自分が幸せになることを許すべきだった
・国連も「幸福政策」について講演や文書を出している
・タフ・マダーが人気(他人と協力しないと絶対にクリアできない)




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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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