滋賀へ移住して1年、自然環境への意識が高くなった理由

2020年3月23日月曜日

移住

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我が家は滋賀県守山市に子育て移住しました。移住して約1年になりますが、良いことも悪いこともあります。環境が変われば当たり前だと思います。さて、良かったことの一つに環境に対する関心が高くなったことがありますので、そのことを記事にしたいと思います。

最近よく耳にするSDGsや循環型社会も身近になってきました。


どうして移住に至ったかは、こちらの記事につづってます。
↓↓↓
子育て移住先に滋賀県を選んだ理由。都会すぎず田舎すぎず

これが決め手、仕事のキャリアを捨てて子育て移住にふみきった理由


環境問題は待ったなし

先日、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが環境保護を目的とする基金を設立し、1兆円以上にもなるお金を出資すると発表しました。

スウェーデンのグレタさんの活動も日本では多くのメディアで取り上げられています。実際、地球温暖化等の気候問題は、けっこうヤバい所まで来ているのだと思います。でも、自分の日々の生活は変わらない、環境により配慮した生活には変わらないという方は多いのではないでしょうか。何をいう私もそうでした。

元々我が家は消費家族

滋賀県は環境先進県と名乗っており、びわ湖の水質保全活動等に行政や企業が長年取り組みを行っていて、環境に対する感度が高い県だというのは、住んでから知ることになりました。


我が家がもともと住んでいた都市部では、頻繁にゴミの回収がありましたし、住んだ地域によっては家庭ゴミの分類があまりなく、どんどんゴミをゴミ袋をパンパンにして捨てていました。いっぱい物を買ってドンドン捨てる、そういう生活です。特に24時間ゴミ捨てOKの物件に住んでいたときは、頻繁にゴミを捨てていました。

税金を払っているのだから、ゴミを捨てて行政が回収するのは当たり前。回収されたその先はどうでも良い。
今、振り返ってみると、家の中からゴミがなくなればそれでよい、というのが本音だったと思います。

世間では、環境問題や地球温暖化の悲惨なニュースを目にしても、どこか他人事で、大量購入、大量消費、大量廃棄という流れは不変でした。モノを消費することに快感もあったと思います。

楽天スーパーセールは大好きですし、バーゲン大好き、安売り大好き、安いときにいっぱい買ってストックするのも大好き、でした。


滋賀県守山市にきて

ゴミが全然捨てられない

さて、守山市に引っ越してきて、最初に感じた不便はこのゴミ問題でした。ゴミの回収回数が少ない、ゴミの分類が面倒くさいんです。実際、今までのペースで大量消費していると、家の中にどんどんゴミが増えていくのです。とっても不快です。でも捨てることができない。これは本当に困りました。

少し時間はかかりましたが、入り口の大量購入を改めていくしかありませんでした。移住して世帯年収が減ったという背景もあって、これはなんとか改めることが出来始めています。

レジ袋が有料だって

滋賀県では平和堂というスーパーが圧倒的シェアを持っており、各地に平和堂があります。環境先進県の滋賀を代表する企業ということもあってか、買い物した後に、レジ袋の無料サービスがありません。どうしても必要なら別途購入しなければなりません。

買い物をするには、エコバックをもっていかないと余計なお金がかかってしまうのです。今まで無料が当たり前だったレジ袋に数円とはいえお金を出すのは、なんか嫌なのでエコバックを持ち歩く生活に自ずとシフトしていきました。いつもの習慣でエコバックを持たずにスーパーに行くことは、ちょこちょこありましたが、最近はもう順応できました。


脱プラの問題もあり、日本では2020年7月からレジ袋が有料化されていきますが、滋賀ではすでにエコバック文化があります。勿論、この記事を執筆している時点では、コンビニやドラッグストア等では、レジ袋を無料でくれますが、エコバックを持ち歩く生活にシフトしてからは、脱プラのことが頭によぎるようになりました。


いままで、当然もらって当たり前のレジ袋が無料でもらえないことが普通の環境に今いるわけです。


身近に流れるキレイな水

守山市では、普通に駅前で、5月~6月にかけて自然のホタルを街中で見ることができます。駅前を流れる川に生息しているのです。蛍は綺麗な水でしか生きることができませんので、綺麗な水が手が届くところにある証拠です。

実際、守山市はホタルの街を名乗っています。また、ホタルはいなくとも準用河川や水路があり、綺麗な水が流れています。都市部で流れているドブ川とは全く違います。普段からそういう水が身近るあることで、綺麗な水が保たれていることに感謝すらしますし、贅沢に感じます。

(関連情報)
虫嫌いの子でも蛍はOK.守山市では普通に街中にホタルが舞う


まとめ

環境問題は気になるが、何も変わらなかった我が家も、住環境が変わることで強制的に変わったなと思います。環境問題が移住前より身近になりましたし、環境に少しは貢献する生活を送れるようになったな、と思っています。でも、都市部の生活と比べるとそりゃ不便にはなりましたよ。


「ご家庭でも二酸化炭素排出を控えましょう」と言われても、今の快適な生活リズムを犠牲してまで何かをするのは、結構大変なことだと思います。


どこに移住しても地方は都市部よりお金がないでしょうから、行政がゴミ処理にかけられる費用も限られます。まさか、移住して環境意識が高まるなんて思ってもいませんでしたが、そんな効果も移住にはあるんですね。



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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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