
休日の公園は、まさにパパがかっこよくなれる最高の場所です。公園もパパの心がけ次第で、子どもの成長にとても良い効果を発揮することができます。良い効果というのは、21世紀に求められるスキルである非認知能力、つまり主体性、想像力、回復力、柔軟性、創造力といったスキルのことです。
ママも良いですが、体を思いっきり使った遊びは男の人のほうが、頼りがいがあります。だからこそ、公園と子どもとパパは相性抜群なんです。本記事では、我が家が工夫していることも具体例を交えて紹介いたします。
ママも良いですが、体を思いっきり使った遊びは男の人のほうが、頼りがいがあります。だからこそ、公園と子どもとパパは相性抜群なんです。本記事では、我が家が工夫していることも具体例を交えて紹介いたします。
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まさか放置プレイ?
平日の仕事は夜遅くまで。やっと訪れた土曜日。子供たちと一緒に時間を過ごせる貴重な時間。そんなパパも多いでしょう。土日の公園は、パパと子供たちの姿を、平日に比べて多く目にします。子どももきっとパパと一緒に遊べて楽しいんだと思います。しかし、たまに残念な光景を目にします。それは、子供たちを遊具で遊ばせパパはずっとスマホを見ているシーンです。パパ-と呼ばれたときは、その時だけパパらしいことをして、またスマホに目を移していますんです。
気持ちは分からないではないです。子どもの遊びは大人にとっては楽しくありませんし、毎度毎度同じ感じで飽きていることも沢山あることでしょう。土日くらい自分のペースでいたいんだよ、って思っているかもしれません。
でも、子供たちはドッグランで遊んでいる犬とは違うはずです。
子供たちがパパと公園で遊んでくれる時期って結構短いんじゃないでしょうか。そんな限られた短い時間を子供の未来のために、使ってみませんか。それでこそ、カッコいいパパです。

でも、単にマニュアルどおりの遊具の使い方ではない使い方を、親から積極的に働きかけることで、そこは想像された豊かな空間へと生まれ変わります。つまり、公園を舞台に「ごっご遊び」をするのです。どんな「ごっこ遊び」になるかは、想像力次第です。
例えば、お砂場遊びも子どもが大きくなるにつれ、大きな山を作ってみたり、お城を作ってみたりしませんか?皆さんも自然に普段から様々な「ごっこ遊び」をしているはずです。うちの子は、お店屋さんが大好きで、ドーナツやプリン、ケーキとかを作って、お店屋さんをしています。こういうことは想像力次第で、たくさんできます。
親が子どもが楽しめる遊びを、公園を題材にもっともっと創って一緒に遊ぶのです。
ほら、せっかく子どもと公園に遊びにきたのにスマホ画面を見続けている場合じゃないでしょう。子どもの目線になって一緒に遊ぶだけでなく、子どもがワクワクする遊びを創って遊んでこそかっこいいパパになれる大チャンスです。
例えば「狼遊び」です。これはパパが狼になって子供たちを、ガオー、ガオーと言って追いかけたり、美味しそうな子供の匂いがするぞと言って近寄ったりして、子供たちを捕まえてガブッと食べるふりをします。食べられたら次は子どもたちが狼になってパパを追いかけます。
単に追いかけて捕まえるだけでなく、捕まりそうになったら逃がしてもらえるように狼に交渉ができます。あっちのジャングルジムの一番上に、すごい美味しそうなケーキが一個だけ残っている。早くいかないとカラスに食べられちゃうよ、と。そこで、ジャングルジムに行くかやっぱり捕まえてガブっと食べるふりをするかは、その場のノリで決めます。頭も体も同時にフル回転な遊びです。
毎回毎回、「狼遊び」をしているわけではありません。こういう遊びの設定は、その場のノリで決まっています。子供たちから提案があることもたまにあったりもします。

この遊びは、子どもの体力についていく必要があるので、ママより絶対パパの方と遊んだほうが楽しいでしょう。パパの日ごろの運動不足解消にもつながります。かっこいいパパは体力もいりますね。
例えば「高いものを取るチャレンジ」です。木に枝が引っかかっていて大人が手を伸ばすだけでは取れそうにありません。近くに落ちてる長めの枝を取ってきてそれで何回か突っつけば、落ちてきそうです。ここで子供にこう言います。「パパはあの引っかかっている枝を取りたいけど、どうすれば取れるかな?」

そうすると子どもが答えます。思いっきりジャンプしたらいいんじゃない? 肩車してくれたら取れると思う、石を投げて当たったら取れるよきっと等等です。
かっこいいパパはここで、それは無理なんじゃないか、と言いのけるのではなく、子どもの全ての解決案を体を動かしてやってみます。勿論、成功しないことは分かっていてもです。やって見せて、次はどうすればいいかな?と聞いて、試してみて、を成功するまで繰り返します。
でも、子供たちはドッグランで遊んでいる犬とは違うはずです。
子供たちがパパと公園で遊んでくれる時期って結構短いんじゃないでしょうか。そんな限られた短い時間を子供の未来のために、使ってみませんか。それでこそ、カッコいいパパです。

そこに物語を
ご近所の公園は、コンパクトな公園のほうが多いと思います。ですので、子供たちの遊びも限られている、と思いがちです。砂場にブランコ、滑り台にジャングルジム。子供たちが大きくなればなるほど、すぐに一通り遊んでしまいます。おまけに最近はボール遊びも禁止されている公園も多いときた。「だるまさんがころんだ」も10回も20回もできない。でも、単にマニュアルどおりの遊具の使い方ではない使い方を、親から積極的に働きかけることで、そこは想像された豊かな空間へと生まれ変わります。つまり、公園を舞台に「ごっご遊び」をするのです。どんな「ごっこ遊び」になるかは、想像力次第です。
例えば、お砂場遊びも子どもが大きくなるにつれ、大きな山を作ってみたり、お城を作ってみたりしませんか?皆さんも自然に普段から様々な「ごっこ遊び」をしているはずです。うちの子は、お店屋さんが大好きで、ドーナツやプリン、ケーキとかを作って、お店屋さんをしています。こういうことは想像力次第で、たくさんできます。
親が子どもが楽しめる遊びを、公園を題材にもっともっと創って一緒に遊ぶのです。
ほら、せっかく子どもと公園に遊びにきたのにスマホ画面を見続けている場合じゃないでしょう。子どもの目線になって一緒に遊ぶだけでなく、子どもがワクワクする遊びを創って遊んでこそかっこいいパパになれる大チャンスです。
我が家の工夫
追いかけっこも工夫次第
幼稚園や小学校低学年だと鬼ごっこや氷鬼なんかを通園先でお友達と一緒に遊んでいると思います。でも、パパと一緒に公園にいるときは、もっと激しい遊びで楽しみます。例えば「狼遊び」です。これはパパが狼になって子供たちを、ガオー、ガオーと言って追いかけたり、美味しそうな子供の匂いがするぞと言って近寄ったりして、子供たちを捕まえてガブッと食べるふりをします。食べられたら次は子どもたちが狼になってパパを追いかけます。
単に追いかけて捕まえるだけでなく、捕まりそうになったら逃がしてもらえるように狼に交渉ができます。あっちのジャングルジムの一番上に、すごい美味しそうなケーキが一個だけ残っている。早くいかないとカラスに食べられちゃうよ、と。そこで、ジャングルジムに行くかやっぱり捕まえてガブっと食べるふりをするかは、その場のノリで決めます。頭も体も同時にフル回転な遊びです。
毎回毎回、「狼遊び」をしているわけではありません。こういう遊びの設定は、その場のノリで決まっています。子供たちから提案があることもたまにあったりもします。

この遊びは、子どもの体力についていく必要があるので、ママより絶対パパの方と遊んだほうが楽しいでしょう。パパの日ごろの運動不足解消にもつながります。かっこいいパパは体力もいりますね。
課題を設定してみる
課題と書くと難しいイメージがありますが、公園にあるものを題材に頭を使ってみようと、いうものです。例えば「高いものを取るチャレンジ」です。木に枝が引っかかっていて大人が手を伸ばすだけでは取れそうにありません。近くに落ちてる長めの枝を取ってきてそれで何回か突っつけば、落ちてきそうです。ここで子供にこう言います。「パパはあの引っかかっている枝を取りたいけど、どうすれば取れるかな?」

そうすると子どもが答えます。思いっきりジャンプしたらいいんじゃない? 肩車してくれたら取れると思う、石を投げて当たったら取れるよきっと等等です。
かっこいいパパはここで、それは無理なんじゃないか、と言いのけるのではなく、子どもの全ての解決案を体を動かしてやってみます。勿論、成功しないことは分かっていてもです。やって見せて、次はどうすればいいかな?と聞いて、試してみて、を成功するまで繰り返します。
子どもが考えあぐねていれば、自然な感じで救いの手を出して思考をサポートします。決して答えは言わないように注意して。
見事成功したら、やったー。ありがとうと感謝の言葉を伝えるのを忘れてはいけません。
近くに落ちている長い枝を拾って、肩車をして叩き落とすことで、やっと成功しました。

学校の勉強なんかより、自然や公園で問題を解決していくことのほうがよっぽど楽しく取り組めますし、解決できた体験、そこまでのプロセスは非認知能力の向上にきっと有効です。学校の問題と違って同じ問題に出会うことはそうないでしょうし、暗記するといった類のものとは性質が異なります。
この遊びは、公園を見渡し問題設定をする大人の力が求められます。パパ頑張れ!
子どもの興味のあるワードと公園にあるもの、ここでは大きな木ですが、をからめてみて下さい。このケースだと妖精さんのお家じゃないか、というと、うんそうだね、と一気に妖精さんのお家かのうような世界に様変わりします。
見事成功したら、やったー。ありがとうと感謝の言葉を伝えるのを忘れてはいけません。
近くに落ちている長い枝を拾って、肩車をして叩き落とすことで、やっと成功しました。

学校の勉強なんかより、自然や公園で問題を解決していくことのほうがよっぽど楽しく取り組めますし、解決できた体験、そこまでのプロセスは非認知能力の向上にきっと有効です。学校の問題と違って同じ問題に出会うことはそうないでしょうし、暗記するといった類のものとは性質が異なります。
この遊びは、公園を見渡し問題設定をする大人の力が求められます。パパ頑張れ!
まるで〇〇かのような世界へ
大きな木があると登ってみたくなるのが子どもというものです。登ったら楽しいですしね。ですが、こんな楽しみ方もあります。子どもの興味のあるワードと公園にあるもの、ここでは大きな木ですが、をからめてみて下さい。このケースだと妖精さんのお家じゃないか、というと、うんそうだね、と一気に妖精さんのお家かのうような世界に様変わりします。
そこで近くに落ちている枝や葉っぱ、木の実等を拾ってきて、妖精さんのお家を勝手にリフォームして便利にしてあげる遊びが始まります。

想像力がどんどんたくましくなり、表現力もついてきますね。
可愛いお家ができたね、と褒めてあげるだけでなく、パパが妖精さんになってお家に帰ってきてリフォームされた素敵な家に驚く、という寸劇もセットでしてあげます。子どもの充実感がきっと高まると思います。かっこいいパパは子どもの想像の世界を豊かにします。

想像力がどんどんたくましくなり、表現力もついてきますね。
可愛いお家ができたね、と褒めてあげるだけでなく、パパが妖精さんになってお家に帰ってきてリフォームされた素敵な家に驚く、という寸劇もセットでしてあげます。子どもの充実感がきっと高まると思います。かっこいいパパは子どもの想像の世界を豊かにします。

男の人の方が童心を持っている傾向が強いと思うので、パパの出番です。寸劇しているときも周りの目を気にしている場合じゃありませんよ。
ポイント
身かな公園でさえ、その公園をより有効に活かせば、単に遊具で遊ぶだけじゃない遊びも体験することができます。それもこれも親の工夫次第ですし、いちいち子どもの非認知能力の向上につながっていくと信じています。そういう遊びはいくつでも考えられます。例として3つご紹介いたしましたが、正直、子どもが楽しめる遊びなら、なんでも良いと思います。ここで我が家が注意しているポイントを3つ紹介します。- ①親の想像力を働かす
- ②子ども目線で全力で遊ぶ
- ③主導権は子ども
新しい遊びを考えるのって大変じゃないの、と思うかもしれません。もし何も思い浮かばないなら上記の例から始めてみて下さい。どのご家庭でもできる遊びじゃない、我が家限定の遊びを創っていくことは、慣れてくると楽しくなってきますし、自身の発想力のトレーニングにもつながります。つまり子育てを通して仕事にもいきる側面もあるということです。
ブランコには乗り方があります。つまり取扱説明書があって方法があります。しかし、あなたが創っていく遊びには、答えも方法論もありません。それでいいんです。答えのない時代にぴったりじゃないですか。
アイデア次第で豊かな空間に
子どもがイキイキとパパと遊んでいる親子って素敵じゃないでしょうか。普通に遊具で遊ぶのも楽しいのでしょうが、パパが積極的に工夫して遊ぶことで、もっと子供は楽しくなるはずです。すごい幸せな環境で体験する様々なことは、きっと子供たちの経験に、いつも以上にプラスに働き、非認知能力を高めていく効果も、きっと高くなるのではないでしょうか。別に、一杯荷物を詰め込み長時間車を運転してキャンプ場に行ってバーベキューをしなくても、身近かな公園で、パパはかっこよくなれるんです。子供たちと一緒に公園で遊んでいるときは、写真を撮るときくらいじゃないでしょうかスマホを使うときって。
子どもが親と公園で遊んでくれる短い時間を有意義にし子どものをどんどん成長させるためにも、パパが担う役割はきっと多いと思います。スマホを見ているほうが楽かもしれませんが、子どもと一緒に遊ぶ時間は、親自身の思い出だけじゃなく、自分の新しい側面を見つけることにもつながります。
さあ、今週末は公園に行って、公園を素材に新しい遊びを考えてみましょう!!
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