移住、21世紀に求められるスキル、HSC(HSP)などのキーワードで、私が気になった本を紹介したいと思います。
【タイトル】敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本(著:長岡 真意子)から、HSCの子の未来を絶対に台無しにしない観点を学びます。
【タイトル】敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本(著:長岡 真意子)から、HSCの子の未来を絶対に台無しにしない観点を学びます。
概要
自分の子供が他のお友達と比べて内向的であったり、匂いや音に敏感で、日常の変化に気づき、子供の割に大人びた発言をしたり、服が少し汚れることをとても気にしたり、となんか育てにくいなと感じられたら、それはHSCの可能性があります。病気ではなく性格です。本書では敏感っ子と表現しており、実際に敏感っ子を育てられている方の経験に基づく、子育て術です。
所感
HSCの子は自身の経験からも手がかかりますし、いい加減にして、とついつい怒ってしまい後悔することもあります。特に、愛情を受け取る「心の器」が少しのことで一気に干上がりやすい、というのは本当にそうだと感じます。ただ、親が少しでも自分の時間を確保したり楽になろうと、強く厳しく叱ってしつけると、一見手のかからない「いい子」になりやすいが、その弊害はとても大きい、ということで、HSCという素晴らしい特性が消え去り心に深い闇がおり、取り返しのつかないことになるんだと、いうことは肝に銘じないといけないと強く感じます。
本書で気になったこと
- HSCは刺激を受けやすい外でとても頑張って疲れて帰ってくる。
- -外では出来ても家ではやらない
- -家でよくかんしゃくを起こすことも。この場合は、そっと抱きしめてあげる
- HSCは、内向的な子が多いが、外交的な子もいる。
- 育て方ではなく、元々HSCなので、その子のペースに寄り添って歩いてあげれば自分のペースで歩き始める。
- 「突き放す」と「守り切る」の間の対応をする
- -すぐに結果がでなくてもOK。コツコツと続ける。
- -初めて行うことは怖い
- 思いを形にできるようにする。話を聞く。
- -音楽や絵文章等、表現手段を広げ、外での抑えていた気持ちを表現をとおして開放してあげる
- ネガティブになりがち。親自身が楽しむ姿を見せる。
- ポジティブな面を見出す習慣をつける。
- かんしゃくのたびに、話し合い時間をかけて少しずつ感情と付き合う術を見につけさせる。
- -どうすれば楽になるのか、を分かってもらう
- -親が楽にさせるのではなく、子供が自分で自分の気持ちを楽にするスキルを養うこと
- HSCにとって、好き、得意、夢中になるものは、お守りのようなもの
- 愛情を受け取る「心の器」が少しのことで一気に干上がりやすい。そのため、心の器を満たす機会がたくさん必要。
- -愛情不足になっているのでは、と親は不安になりがち
- 子供への批判、指示は一切せず、子供主体の関わりは、子供の不安感を著しく緩和。
- HSCが息を吹き返す時間(ダウンタイム)を確保する。癒される時間の確保
- 罰や脅し、人格を否定する言葉で脅迫すると動揺が大きい。
- -強く厳しく叱ってしつけると、一見手のかからない「いい子」になりやすいが、その弊害はとても大きい。
- -自主的でなく他人軸で顔色をうかがうい判断し行動するにようになってしまう
- 表情を輝かせるのは「ダメ出し」ではなく「ヨイ出し」
- 指示より質問形で。むやみに委縮させない。
- -片づけなさい → 遊んだあとはどうするんだっけ?
- -グズグズ言わない → どんな言葉を使ったらママは理解できるかな?
- 失敗のおそれをできる限り取り除く。
- テストで失敗した時に、「テストは、何に今取り組めばいいか知るためだから分かって良かったね」と言う
- 他人からの言動を受け取るか、受け取らないかは自分で決められることを繰り返し伝える。
- -他人からの発言に悲しんでいたら、まずは共感する
- 今できないことには「まだ」をつける
- -あいさつができない →「まだ」あいさつができない
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