【書評】アウトドア育脳のすすめ、から自然が子供の成長にどう良いか学ぶ

2019年11月16日土曜日

書評

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引用:アマゾン

【タイトル】アウトドア育脳のすすめ(著:瀧靖之)から、自然とふれることが成長にもたらす効果について学びます。

概要

脳の研究を行っている医師による本で、どのような環境でどのように育てれれば脳の発達によいかといったことが分かってきており、特にアウトドアがとても重要な役割を果たすことも判明しており、積極的にアウトドアを子供に体験させることを進めている

所感

実験例や詳細な研究結果は殆どないが、その代りかなり読みやすい内容となっている。ページ数は200ページほどあるが、文字数自体は少なくテンポよく読み進められる。よく子供を自然のなかで遊ばせた方がノビノビできるし、なんとなく教育によさそうだと思っているが何がよいのか具体的に分からないという人にとってその答えの一部が書いてある。キーワードは「好奇心」であると分かります。私は、自然の感動を深く味わう機会が少なかったと思いますが、大人になってからでは自然の小さい変化等に感動することはあまりできないと痛感しているで、子供のうちから自然に能動的に触れさせることが重要だと感じます。

本書で気になったこと

・自然のなかには、子供が好奇心を育てる不思議な感動が無限にある
・賢さの究極の本質は「知的好奇心を自分の意志で持ち続けることができる」こと
・子供の知的好奇心を刺激するアウトドアに出ていくのは、早ければ早いほどいいでしょう。早ければ早いほど驚きや感動が大きいからです。
・五感を刺激することで脳の発達にとって重要であるが、自然の中は勝手に五感を刺激される
・アウトドアは子供の好奇心を広げるフィールドで、子供の好奇心を育てるのは親の役割
・アウトドアは子供の自己肯定感を高めてくれる
・アウトドアは、レジリエンスを高めてくれる
・親が強制的に何かをさせるのではなく、親自身がアウトドアを楽しみその姿を見せることが非常に教育効果が高いと言われてる
・やり遂げる力の獲得や、日常では得られない経験や知識、身体機能の向上など登山には望ましい要素が多い



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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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