
引用:アマゾン
【タイトル】子どもの学び大革命(著:保坂展人 リヒテルズ直子)から、先進的な教育を行っているオランダのイエナプラン教育から、自律した子どもについて学びます。
概要
教育ジャーナリストとして長年活躍され今は東京都世田谷区長の保坂展人と、オランダ在住でイエナプラン教育の普及に尽力されているリヒテルズ直子の両名の対談を通して、「幸せ」をキーワードにこれからのグローバル時代を見据えて、子供も親も幸せになる教育とは何かについて探求していきます。所感
教育分野で先進的な取組を進めているオランダからイエナプラン教育にを軸とした「教え育む」こととはどういうことか、という点について単に学習要領的なことではなく、どのように実践しているのかを知ることができて参考になる。本書は、主に学校を舞台とした記載になっているが、家庭でも応用ができると感じる。特に大人自身が変わることや環境を用意することについて強い気づきがあった。本書で気になったこと
・オランダの子供たちは自分で自分の生活を振り返り「幸せ」と感じ、親との関係が極めて良好・人として生きるために必要な力(社会性・情緒の成長・協働・コミュニケーション・創造力・リーダーディップ、クリティカルシンキング・議論など)を育むために、先生から評価してもらうのではなく、自分および仲間からの評価が重要
・子供たち自身の主体的な学び
・考えることだけを子供たちだけに求めても無理
・ずっと探求し考え続けることができる環境や答えが分かるまで待つことができる環境も必要
・総合学習:ワールドオリエンテーションの重要性(例:違う時点で起きた二つの出来事を関連付けて説明)
・早期教育により「子どもとして過ごす時間」を失う
・教え育むとは、一人ひとりの子供が必要としているものを見つけ、それに応えること
・これからを生きるために重要な5つのC
-コミュニケーション
-シチズンシッピ(他者を受け入れ自らも社会に参加)
-クリエイティビティ
-コーポレーション(協働する意欲や力)
-クリティカルシンキング(うのみにせず、一旦自力で考える)
・オランダの4,5歳の子供たちが「ボスはいつもボス?」について話し合い答えをだす
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