滋賀県にあり、酪農・ふれあい等をテーマにした体験施設である「ブルーメの丘」はシルバニア館があったりと個性的な施設です。今回はうちの子供が初めて動物に触れるようになったことを記事にしたいと思います。
上の子は、馬や羊などの大きな動物は怖くて苦手ですが、猫とかウサギのような小さい動物は好きなようです。でも、体験施設によくある餌ヤリは怖くてできませんし、遠くから見ている分にはよくても小さい手で動物に触るもの怖いようです。ヒヨコも触れませんでした。
都心に住んでいた時は、なるべく動物と触れ合える場所のように自然ある施設等に行くようにしていましたが、動物に触るなんて、とうてい無理でした。どうして怖いのかな?と聞いてみると、バクっと噛まれそうというのもあったようです。まあ確かに馬とかににんじんをあげるときは、大人でも手をあのなんとも鋭そうな歯で噛まれるのではないかと思ってちょっぴり怖いですから。
触れた動物とは
といっても触れたのは少し大きめのハムスターです。喜びすぎて写真撮るの忘れた・・・汗
背中をチョンチョンとして、出来たというときの達成感は顔に満ちみちていました。もちろん一杯褒めてあげました。勇気をもって出来たことはすごいって。ハムスターも喜んでいるよって。その後は、背中をスリスリしていました。出来ることがまた増えたことはとっても素敵なことです。
こういう大きな動物はエサやりも怖いそうです。
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カピバラさんも怖いみたい。
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イエナプラン的にどうなのか考えてみる
まずもって対話の絶好の機会になったのは言うまでもありません。ハムスターさんはどういう気持ちだったのかを、あーだこーだと話す機会になります。子供は少し高揚感がありますから、テンション高く対話が進みます。対話ですので、子どもが話したこととは違う意見や感想を大人の親から言ってみることが大切です。自分とは違う意見があることを知り、それを受け入れる訓練になりますから。(関連情報)
子どもとの対話には、タテ(時間の流れ)とヨコ(地域、国との今のつながり)が大切
子供がチョンチョンと背中をつついたときに、ハムスターさんは驚いたんじゃない?と子どもが言えばその話のやりとりがある程度終わったあとに、もしかしたら嬉しかったかもしれないよ、と言ってみる、とかです。
次に、こういった初めてできた体験の時には、観察に意識を向けるチャンスかもしれません。ハムスターを触った時の感覚について、毛の感じ、筋肉の感じ、他の何の感覚と似ていたのか、個体毎にそれは違ったのかという話もできます。また、触った後のハムスターの反応や行動がどうだったのか、とかといった話もできます。
こういった対話を、ハムスターを触れた直後にもしますし、同じテーマでしばらく時間をおいて、例えば家に帰って夕食時であったり就寝前に、します。
単にすごーいね、で終わらせないことが大切じゃないでしょうか。
あとは、子供の自発性を引き出すために、強制はしないことを意識しています。動物に触れる機会はつくるようにしていますが、無理に触らせたり、嫌だやりたくないということを無理強いはさせませんが、大人である親が子供の前で動物を触ったり餌ヤリし、目の前で見せることをします。関心を高めてもらうためですね。
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