【書評】遊びが学びに欠かせないわけ、から遊びとクリエイティブについて学ぶ

2019年10月5日土曜日

書評

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引用:アマゾン

【タイトル】遊びが学びに欠かせないわけ(著:ピーター・グレイ)から、成長のなかで
遊びがもつ重要性を学びます。

概要

アメリカを代表する発達心理学者ピーター・グレイの子供が従来型の学校になじめず、息子が受け入れられる学校探しのなかで、自身の研究ともからめながら、遊びと異年齢の子どもたちの教育力を歴史的な視点で再発見する

所感

自由を提供し、安心して遊べる環境や、安心して発言できる場を作ることが大切であることが分かる。また、半強制的に何かをさせることよりも、楽しんでさせるほうが、得られる結果が大きいというのも大きな気づきだった。

本書で気になったこと

・子どもは本能的に自らの教育に対する責任をとる傾向があり、強制的な学校システムは子供の自然な学びを妨げる
・自由な遊びの際の重要な感情は「興味関心」と「喜び」であり、体験を通してのみ学べる
・今日、教育といえば学校のことを考えるが、殆どの教育は学校の外で起こる
・いい結果を求める圧力は、新しい学びを妨げる
・創造的になるように求める圧力は、創造性を妨げる
・遊びは自己選択的で自主的であり、結果よりもその過程が大事な活動
・無知が無常の喜びなら、楽しむことは賢い(知識とスキルが無常の喜びなら、賢いことは楽しむこと)
・親や大人が遊びに含まれる危険から子供たちを必要以上に守ろうとしている
・外遊びが減った理由、親の不安の増大、他の社会的な変化による
・年齢の大きな違いがある子供たちが混じりあうのは主体的に自分を教育するために欠かせない
・あなたが子供の未来を左右するという考えを捨てよ



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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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