どこまで子供の自由を許すべき?に答えはない。大切なのはルール作り

2020年6月29日月曜日

hsc マインド 子育て

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子どもの自発性を育みたいけど、どこまで自由にさせたらよいかお困りの方にぜひ読んでいただきたいです。

ワガママが過ぎて困っている

放任主義とまでは行かないが、かといって親のいいつけをきっちり守ることに長ける子供には育ってほしくない。自分で色々感じ、考えて行動して欲しい。だから、子供になるべく自由に過ごさせているものの、どこらへんで線引きしたらいいかが、よく分からない

しかし、図にのっているのか、この状況に甘えているのか、子どもがどんどんずうずうしくなっているんじゃないかとも感じている。自分の思う通りにならないと怒ることもある。こんな状況がどんどん増えると社会でやっていけるのか不安になる。自由にさせすぎたのかも、どこかで子育てを間違ってしまったのかも、そう自問自答することがある


子供のワガママがどんどんエスカレートしてくると、親自身が精神的にもしんどくなってきます。そんなときに、つい大きな声で叱りつけたら、子供は親の顔をうかがいながら成長していってしまうかもしれません。親は素直ないい子に育ってるわ、と思うかもしれませんが、それは親の物差しでみた話であって、子どもの自発性育んだり、創造性を伸ばしていくという面では、マイナスに働いてしまうかもしれません。

こういうことで悩んでいたりしませんか。私はガッツリ悩んでいます

悩んでいますが、どれだけウンウン悩んでも、「どこまで子供を自由にさせたらいいのか?」という悩みには、たぶんその先には納得する答えはないんだろう、と思うようになったのです。だって子供によってそれは違うだろうし、日々の体調によっても違うでしょうし、成長の過程で変わってくるものでしょうし、なにより見える化できないし、無理だと思うわけです。

見方を変える必要がありそうです。



モンテッソーリでは、自由と責任

棋士の藤井聡太さんで、一躍有名になったモンテッソーリでは、自由と責任はセットだと考えられています。モンテッソーリの教室では、生徒が好きなことを好きなようにしているように見えていても、そこにはルールがしっかりとあるそうです。これは目には見えないことです。

例えば、自由に好きなことをやってもいいけど15時までには片づけまで済ますこと、であったり、勝手に教室から出ていかないこと、等、ルールが決められそれを子供たちは守っています。これは、自由ではあるがルールをしっかり守るという責任の上の自由だということです。


東日本大震災後、ディズニーランドは防災活動をキャストに徹底しており話題になったと思いますが、ディズニーランドは安全を第一に考るという価値観があり、あらゆるところに価値観が浸透し、ルール化されていると聞きます。これは育児にもとっても参考になると私は感じています。

ルールはシンプルなほうがいい

放任主義ではない自由とは、子どもに責任を課すことだ、と説明いたしました。

その責任とは、ルールをしっかりと守ることですが、ルールをつくるのは大人であり、親自身です。そこで、〇〇をするときはこのルール、△△をするときはあのルール、といったように色々な種類のルールが一杯でてくると、親子ともども大変です。


そこで、ディズニーにならってルール作りの上で大切なことを決めています。私の場合それは「安全」「安心」「配慮」であることが多いです。例えば子供と家の前の道で遊ぶとしましょう。小さいうちは、かくれんぼとか鬼ごっことかが好きなので、よく一緒に遊ぶのですが、勝手に目の届かない所に行って危ないことになったら大変です。

そこで、こんなことを伝えます。
「大切なのは安全よ。だから行っていいのはあそこまで。あと、家の人が出てきて怪我をしたら大変だから、石ころとか堅いものを投げるのは禁止」これを守れますか?

基本的には、「安全」「安心」「配慮」のためのルールを守るように宣言させます。これができたら、あとは子どもの自由にさせています。ルールを守るのは社会活動では基本的なことですし市民の義務ですから、無理やり抑え込み従わすのではなく、遊びを通してルールを守ることを少しづつ学ぶことができます

幼稚園でも学校でも一定自由と責任は学べることができますが、親子の時間においても、自由と責任を学べるように、しかも遊びをとおして、学べるように働きかけてみて下さい。


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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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