移住して1年。気になる「自治体」問題はどうだったのかを告白

2020年6月1日月曜日

移住

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都市部から地方へ、移住したり転勤したりと、人の流れはますます増えていくかもしれません。特に地方に腰を据えて住むとなると気になるのは、地域との付き合い、「自治会」との付き合いは実際どうなのか、と気になると思います。

都市部から滋賀に移住して1年近く経過した私の経験から、自治会との付き合いを紹介させていただきます。

都市部から地方に移住したけど、近所の方々に監視される毎日や本当にそんな役割今も必要かと思いながらも多くの時間を地域の維持のために捧げることに疲れて、移住生活を早々に諦めた、なんて話はネットを検索しているとすぐにヒットするので、移住に一歩踏み出せない人も多いかと思います。私は都市部での生活が長かったので、自治会なんて全く縁がなかった生活を送っていましたので、その気持ちはよーく分かります。

確かに、滋賀県でもそういう地域はあるようです。

実体験や色々と教えてもらう中で、どうやら自治会とどこまで関わるかは、3段階くらいありようです。それは、ちょっとだけ関わればよい、やや関わる必要がある、がっつり関わる必要がある、の3つです。それではそれぞれを紹介していきましょう。

レベル1:ちょっとだけ関わる

滋賀県のなかでも大津市の南側や草津市など、滋賀県のなかでは都市化が進んでいるところは、自治会に縛られる生活はあまりありません。イメージとしては、都市部の生活のなかでの自治会と同じようなイメージです。

ただ、そういった所はいわゆる田舎の風景は殆どありませんし、緑も少ないですし、工場やマンション、住宅等が所せましとあります。

レベル2:やや関わる必要がある

これはまさに私が住んでいる地域も該当します。

まず自治会費を毎月納める必要があります。これはコストアップですね。

地方は緑が豊かで癒されますね、と思いますが5月頃から雑草がすごい勢いで生えてきます。公園などは行政がお金を出して草むしりをしてくれますが、道路などは自治会に所属している人が行います。毎月1回、草むしりに時間を充てることが求められます。

また、避難訓練やお祭り等のスタッフとして、持ち回りではありますが、駆り出されます。

せっかくのお休みも、何日間は住んでる地域の過去から続く行事のために時間を割かなければなりません。滋賀県ではこのレベルの地域が多いように個人的には感じています。


レベル3:がっつり関わる

これは上の例でも紹介した感じです。限界集落ではなくても、住民が少ない地域では、一人で何役もこなさなければなりません

男性であれば、青年団に加入し、消防訓練も行い、夜回りも行い、当然お祭りの準備等も行う上に、飲み会も頻繁に開かれると聞きます。地域にもよるのでしょうが、場所によっては地域とともに生きる覚悟がないと、辛いでしょう。

空きやバンクに登録されている物件はこういった地域にある可能性は高いでしょう。住みたい地域に知り合いがいない方は、不動産屋に細かいことを聞くのがよいと思います。

行政などが移住支援を行っていますが、保険の営業のようなもので、実態を露わにすることはなくオブラートに包むことも多いでしょう。

自治会とは直接関係はありませんが、住民が少ない地域は、他人の個人情報が筒抜けとは言いませんが、よくそんなことまで知っているな、と言う話をよく目の当たりにしてきました。そういうこともあると予め承知しておいたほうが良いでしょう。


まとめ

移住希望先では自治会とどれだけ関わらなければならないか、というものが一覧で確認できることはありません。足を運びながら、不動産屋も活用して、情報を集めるしかありません。高齢者が多い地域に、若い人が引っ越してくると、引っ張りだこになる可能性もあります。

地方は良い事ばかりではありません。都市部でのストレスとは別のストレスが発生することも十分ありえます。地方への引っ越しや移住を考えているようでしたら、地域との関りは避けて通れませんので、どのくらいまでなら関わってもいいか、自分に問うてみてください。



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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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