我が家はコンクリートジャングルの都心から自然豊かな滋賀県に子育て移住しました。どちらかとえばのどかな環境に移って約1年経ち、HSC(敏感すぎる子)な我が子がどのように変化したのか紹介いたします。
上の子は、HSCの特徴が結構あります。最近ちょこちょこ耳にするようになった、敏感っ子だと思います。自分の心のなかでいっぱい悩んでいますし、幼稚園から帰ったら疲れ切っています(人が多いと疲れます)。いっぱい愛情を注ぎこんでも、一瞬でその愛情が干上がってしまい、どうせママやパパは私のこと嫌いなんだって言ったりもします。
そもそも環境が変わると、人一倍緊張すると思われますが、都心から滋賀県への移住は、それは大きく環境が変わったと感じたはずで、引っ越した後は色々大変な思いをさせたかもしれません。
(関連情報)
変わらないこと
自然豊かな環境で子育てをしたいと思い、思い切って移住しましたが、変わらないこととしては、HSC(敏感すぎる子)だということです。
年齢とともに、HSCの特徴が強くなってきている気すらしています。これは性格なのでしょう。別に良い悪いということではないと思いますが、移住して1年で、HSCとして、何か大きな変化があった、ということはありませんでした。
常に大きな不安が心にあるのでしょうが、今でも自分は親にしっかりと愛されているんだと頻繁に確認しますし、まだ幼稚園生なのに大人顔負けの物事の本質をつくようなことを言ったりもしますし、相変わらず味には敏感です。
変わったこと
家のなかで、悲しみの感情をよく表に出すようになりました。これは、親に甘えていることもあるのかもしれませんが、うまく行かなかったり、要望が通らなかったりすると、えーんってメソメソ泣く回数が増えたように思います。
あと、幼稚園のお友達の影響もあるかもしれませんし、自然のなかで遊ぶことが増えたせいか、チャレンジする意欲が高まった気がします。例えば、公園にあるグラグラする4~5m程度の橋の遊具なんて怖がって一歩も前に進もうとはしませんでしが、最近は、恐る恐るではありますが、前に進もうとしますし、途中でリタイアすることもよくありますが、一歩一歩前に進んだりします。
自然にふれる機会が増えたからかな、と思う点は、感受性や共感力がますます強くなっているような気もします。例えば公園で枯れ木や実、落ち葉を拾ってきて、ワンプレートランチを創って遊んでいますが、大人顔負けの発想が顔をのぞかせることもあります。
逆に減ったこととしては、イライラする回数が減った気がします。例えば、積み木で遊んでいて失敗するとよく怒ってヒステリーを起こしていましたが、そういうことは減りました。
(関連情報)
子育ての手間は減ったのか?
HSC(敏感すぎる子)の子は、一般的に、そうじゃない子と比べて、育児に手間がかかると言われています。これは色々な側面があるのだと思いますが、我が子に関して言えば、自然豊かな環境に移住しましたが、それほど育児の手間は変わっていません。これが実感です。
自然豊かな環境で生活することで、親が楽になる側面が広くなっていくのかな、とちょっとは期待しましたが、そんなこともなく、しっかりと寄り添って愛情を注いだり、じっと感情が収まるのを一緒に待ってあげたりする、要は親としては大変になる側面も広くなっています。
これから、HSCという性格に、どういう変化が訪れるのかは分かりませんが、移住した我が家のこの1年を振り返ってみると、こんな感じでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿