創造性、クリエイティブ、クリエイティビティといったらもう既に今、ビジネスマンに求められているスキルとして上位にランクインする重要なスキルとなっています。そして、今後AI等がどんどん進化してくると、人間でしかできない領域で活躍することが求められます。そんな時代は遠からずやってくるのでしょうが、そんな時代ではますますクリエイティブな力が求められるといいます。
小さいときから養わないと
一昔は「創造性」なんて芸術家やクリエイター等の一部の特殊な人たちのもので自分には関係ない、と思われていた時代があったと思います。勿論、全員が芸術家レベルのクリエイティブが必要というわけではありませんが、多くの人にある程度のクリエイティブが求められ始めています。
しかし、とつぜん創造性を発揮せよ、と言われてもいきなりできるものではありません。”感じる”部分が多く、研修を受けたり勉強したりすれば、体得できるものでも、当然ありません。まさに私自身、創造性を意識せず大人になり、今さらどうしろというのと、いう感じがしています。
英語の勉強と一緒で、大人からでも遅くないのかもしれませんが、体得速度ははるかに遅いと思われます。
ですので、小さいときから、創造性を意識した子育てをすることがとっても重要だと思います。
これだけすればいい、はなさそう
最近は書店でもクリエイティブに関する書籍が増えてきたように感じます。気になる本は手に取り勉強していますが、残念ながらこれだけしておけばいい、というのはなさそうです。色々学ぶなかで、私の中でクリエイティブとは、「自分なりの意見や考えを表現すること」だと理解しています。
自分なりに感じたことや思ったことを、絵でも文章でも物でもあるいは仕事でも形態はなんでもいいですが、形にして表現することだと思います。
表現方法には、例えば絵であればテクニックがあり学ぶことである程度のスキルが身につくと思います。
が、一番大切なのは「自分なりに感じ思うこと」のはずです。
何をすれば・・・
正直どうすれば、創造性豊かに育つかは分からないので試行錯誤を抜けませんが、この3つは子育てのなかで大切にしたいと思っています。①自然から学ぶ
②勉強モードにしない
③自己肯定感
①自然から学ぶ
小さい子供にとって、自然ほど自由を学べる場所はないと思っています。自然のなかでは、花や虫もそうですし、音もそう、石の形や木の生い茂る姿など、同じものが一つとなく、気づきも多く、感じ方も多様でしょう。自然の中で遊ぶことは、商業施設のキッズルームで遊ぶことよりも遥かに、工夫して遊ぶことができます。
子どもたちが遊ぶ姿を見てても思います。
確かにおもちゃ屋さんで売っている、プリキュアやアンパンマンが付いているおもちゃを子供はとっても欲しがります。しかし、5,000円程度して高いのに、買ってもすぐに飽きてしまいます。友達と一緒に遊ぶ時も同じで、すぐに次のおもちゃに手が伸びます。
一方、たんなるヒモやピアノは、遊び方が大人たちによりデザインされておらず、子どもたちの自由な発想で遊び方は無限に広がるので、そういったもので一緒に遊んでいるときのほうが、すごい盛り上がっています。
自分たちで工夫していくことが、とても楽しそうで、創造性がうごうごと働いている場面なんだと思います。
そういった意味で、自然は一番の教科書だと感じます。
滋賀県守山市周辺では、緑豊かな公園だけでなく、田んぼや畑、山や川、びわ湖もありますので、積極的にそういった環境を活用していきたいと思っています。
②勉強モードにしない
よく聞く話で、幼稚園のときは生きる力を身につけさせたい、と思っていても小学校に入ったらテストでいい点数をとりなさい、に教育モードが切り替わるという話です。強制的に勉強させテストでいい点数をとらすことは、世間体は良くなるのかもしれませんが、子どもの創造性を育むという点ではデメリットのほうが多いでしょう。
この記事を書いているときは、まだ子どもは幼稚園生なので、事情は変わるかもしれませんが、いわゆるお受験の価値観に基づいた、勉強をさせるつもりはありません。
正直、小学校低学年のうちは、テストが30点でも別にいいと思っています。その変わりお花に興味があって、何やらお花のことの学びは熱心でとっても詳しくなっている、という感じで全然OKだと思います。
ある意味、文部科学省に全幅の信頼をおいて勉強させても、創造性は身につかないと思っているからです。
③自己肯定感
これは、めちゃ大事ですね。特に日本人は世界的に見ても自己肯定感が低いそうです。私もそうですね。私なんて大した人じゃないから、とか私は中の下ぐらいですから、とか将来は暗いですよね、とかそういう風に思う人がとっても多いそうです。
自己肯定感が低いと、周りの目を気にしますし、変なこと言って白い目で見られらたどうしようとか思うらしいので、そうすると同調圧力に屈し、どこにでもいる多くの人になり、クリエイティビティとは疎遠になってしまいます。
自己肯定感を高めるには、普段の子供への接し方もとても大切です。忙しいと完全にはできないことも多いですが、妄想やウソの話であっても、子供が話す話をしっかり聞き話を膨らませていくようにしています。また、自分の意見を言わせるようにしたり、自分で決めさせたりしています。
最後の”自分で決めさせる”という点で工夫しているのは、ヒマな時間を作るということです。
あれしろ、これしろ、と親から言はずヒマ時間を自分でどう過ごすか決めさせることも行っています。一緒に何かしようと言ってくることもありますし、どこかに連れてってという言うこともあります。その時は子供の言うことを親が聞いています。
一人で遊ぶときは、そっとして遊ばせてあげています。
(関連情報)
AI時代の「生きる力」を上げるために家庭でやるべきこと
0 件のコメント:
コメントを投稿