滋賀に移住して1年で全市町を行ったよ。この街住みやすい?のまとめ

2020年5月11日月曜日

移住

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滋賀県に移住して約1年経ちました。都市部から地方部への引っ越しだったので、最初は生活の利便性等戸惑いが多くありましたが、都会にはない良い所もいっぱいです。さて、この1年滋賀の各地を色々と巡ってきましたので、これから滋賀への移住を考えている方や、引っ越しで初めて滋賀へ来られる方に、外の目を大切にして、滋賀の各地の住みやすさなどを紹介したいと思います。

大津市 

大津市は広いので地域を3ブロックに分けます。

大津駅周辺は県庁所在地のわりには閑散としています。西武百貨店がありますが2020年8月で閉店になり、跡地はマンションになるようです。

大津市で人気があるのは大津京エリアです。京都駅まで電車で10分の立地で、マンションもスーパーも食事できるところもいっぱいあります。ただし、滋賀の豊かな自然をあまり感じられません。密度の高い街ですし、不動産価格は高めです。大津京の家賃等が高い場合、堅田を選択される人も多いそうです。こちらも買い物や食事には困りません。

堅田よりさらに北に行くと、びわ湖バレイのある志賀等がありますが、田舎町です。お店もないですし、コンビニが駅前にないこともあります。ここまでくると、住む場所によっては、小学校や中学校まで電車で通う必要が出てきます。ただし、びわ湖ビューが楽しめる物件もあり、田舎暮らしには良い地域です。


JR湖西線はよく電車が遅れたり、とまったりするという話を聞いたことがあるかもしれません。湖西線の西側にある山からの吹きおろしの風が強くて電車の運行に支障がでます。電車がとまると、バスもなくお手上げですが、JRは防風柵を整備したり和邇駅まで折り返しの設備を建設したりして、遅延はあるが電車を止めない努力をしています。実際、冬場はちょこちょこ遅延していますが、そんな毎日ってことはありません。ただし、山科駅から和邇駅までの話ですので、和邇駅より北側は、電車が長時間とまってしまうこともあります。


あまり滋賀県では地震のイメージがありませんが、びわ湖の西側にある断層を起点とした地震の発生確率がほかの滋賀県の地域より高い、という推測データが発表されています。気になる人は気にする人かもしれません。


一方、大津駅の東側の瀬田は、ベッドタウンとして発展した街で、滋賀県内で勤務されている方にも人気の街ですし、大阪まで通勤するような方も多く住んでいます。大津京と同じく、便利ですし、若い人も多い街です。駅から離れた所に住むと雨の日などには自家用車で送り迎えする人により、駅前やそこまでの道路は大変混雑します。


草津市

今もっとも勢いのあるのが草津市ではないでしょうか。近鉄百貨店もあり大きな商業施設もあり、病院なども充実しており、大人気のエリアです。大津京や瀬田、堅田ほど道も混みません。豊かな自然はありませんが、滋賀でなるべく利便性の高い所に住みたいなら、草津市でしょう。新しくできたマンションもすぐに完売しています。

大学や企業の工場もあり、草津駅とその隣の南草津駅ともに新快速が停まりますしバスの本数も多いです。珍しい。

近くにあるイオンモール草津は滋賀で一番人気の商業施設です。また、草津市の自然豊かな大きな公園の人口密度は他の地域に比べて高いです。ここは大阪の公園かと、というくらい混んでいることは珍しくありません。

栗東市

競馬のJRAがあり、他の市町より住民税が低いとのことです。また、街として単身用の物件(マンションやハイツ等)をつくらない方針のようです。そういったこともあり人気の街でもあります。住宅街という感じがします。

お店自体は少ないのですが、すぐに草津市や守山市に行けるので、駅の近くに住んでいる場合は、それほど不便はありません。

東側に延びている市です。東側にいけばいくほど自然豊かになり坪単価も下がってきますが、不便にはなります。

なお、電車を利用する場合、各駅しか停まりません。

守山市

駅前はそこそこ発展していますが、それ以外は田園風景が広がるコンパクトシティです。マンションや戸建ての建設ラッシュで、小学校の生徒数が増えています。京都駅まで30分程度かかる立地ですが生徒数が約1000人の小学校もあります。近くに自然環境が豊富で不便でもないことから人気の街で、今後も人口増加が見込まれています。

びわ湖の東側のエリアで、都会風に便利に生活ができるのは、この守山市までです。


野洲市

JR湖西線の新快速で始発・終着にもなる駅のため、今人気が高まってきています。駅前こそお店がありますが、駅を離れると田園風景が広がります。お店の数も少なく、利便性は高くありませんが、最近マンションや住宅開発が盛んです。けっこういい値段で不動産は販売されています。

このエリアから冬の時期は通常、雪の心配をしていく必要があります。野洲川という川が流れていますが、この川を境に雪の量はがらっと変わります。雪に対応した生活をするということはスタッドレスタイヤを含めてコストがかかります。


彦根市

滋賀県第2の都市です。南彦根市は最近人気で、若い世帯が集まってきています。生徒数が約1000人の小学校もあります。積雪を前提とした生活になります。彦根市の南側に愛知川が流れており、この川を境に雪の量が大きく変わってきます。びわ湖にも近く、ゆったりとした生活を送れます。あまり都市の利便性はありません。

また、彦根城は観光名所となっており、土日の夕方等の時間帯は猛烈に混雑する道路があるなど、観光地ならではの性格もあります。

京都駅から彦根駅までは電車で1時間程度かかる距離ですが、子供たちの学力は高いほうだと思います。

近江八幡市

あまり体感はありませんが、滋賀県民のかたが良くいうのは、ガラが良くないということです。

ラ・コリーナはいつも大人気で、滋賀県で一番観光客が来る場所まで成長しました。水郷がありその周辺に住みたいと強く希望する人も多いようですが、物件はほぼありません。

田舎町で、駅前は最近はマンションが建てられりして少しは活気が出始めたかな、という感じです。

他のエリア

北部では、米原市や高島市、長浜市。湖東エリアでは東近江市・八日市市、竜王町、甲賀市などあります。

田舎暮らしや移住を希望されている方にとって素敵な街です。ただ、竜王町は全体的に保守的だったり、田舎特有の外部の人を受け入れないとか、監視社会だとか、といった人間関係の田舎ならではの特殊性は色濃く残っている所が多いようです。ここは自治会単位の個性もあるようで、縁もゆかりもない人が入っていくには、色々気を使う必要がありそうです。

また、そういう地域でも宅地開発をしていて、新しく若い人たちが引っ越してくるような区域もなかにはありますが、数は殆どありません。

また、自然豊かで広い物件に住めても、病院まで遠かったり、町全体の子供たちの学力がほかの地域に比べて低いことが多いです。

また、新規の物件や空き物件も少なく、子供たちの通学もあわせて考えなければならない場合、住む場所に頭を悩ませるでしょう。


私は今守山市に住んでいますが、せっかく滋賀に来たので、広い土地で自然豊かな所に住みたいなと思っていますが、小学校や中学校までの距離、電車の本数、駅までの時間などを考えると、選択肢があまりないのが現状です。




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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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