
コスモス畑のなかを歩き回ってクイズに答える小さい子供向けのプチ体験型謎解きを体験してきました。やっぱり設計された人口の迷路なんかよりも、得るものは多かったんじゃないかと思います。
滋賀県は守山市には「もりやまフルーツランド」というフルーツの直売所があり、コスモス畑が隣接していて、8月の最終日に行ったのですが、もう既に咲いているお花もありました。
コスモスの花言葉
コスモスの花言葉って複数あるみたいなのです。代表的なところだと「調和」「優美」「乙女の純真や愛情」などになります。けれどもコスモスは、花の品種や色で花言葉が変わるんだそうです。それだけ身近な花だということでしょう。

コスモスが満開になる秋ごろには一面コスモスが広がりとっても綺麗なのでしょうね。琵琶湖にほぼ面している所にあるということもあって、景色が抜けていて開放感があって写真映えもしそうです。広大に広がるびわ湖で一面のコスモス畑をバックに子供の笑顔がとれたら、年賀状に使う写真の候補になりえますね。

コスモス畑で絵探し
コスモス畑の中のどこかに、フルーツの絵柄があって、A地点は何のフルーツで、B地点は何のフルーツかを答えていくだけのゲームです。そんなに広くもないので、小さい子供もなんなく取り組めます。5分もあれば終了できる感じでした。

さて、最近は立体型(2階建てや3階建て)の脱出型の迷路も遊園地等にできてきて、それはそれで楽しいですね。スケールもコスモス畑なんかとも全然違いますし、金かかってんねーという感じもします。ただこの変哲もないコスモス畑の絵探しを子どもと一緒に体験して感じたことは、人工物の迷路は、ただ出るために頑張る、というイメージですが、コスモス畑は探しまわる、というイメージで、子どもにとっても色々と刺激があったのではないでしょうか。
イエナプラン的に私なりにはこう思います。
人工的な迷路は、設計された、つまり意図的に隠された答えを見つけていく作業です。あれ?どうするんだ?と迷うことはありますが、一度答えが分かったら2回目の面白さはまず感じられません。単なる作業と化してしまいます。一方自然のコスモス畑に作られた迷路はというと、所々にコスモスが花を咲かせていたり、意外にコスモスの背丈が高かったり、虫がいたり、していますし、何周しても気づきはその度に違うので、刺激にあふれていて、何回も感じることができます。色々感じることができることは素晴らしいです。謎自体は簡単ですが、それを取り巻く環境が、子供の創造性に貢献してくれていると思います。
今回行ったときは、たまたま歩く道が所々泥道になっていました。人工的に作られた立体迷路は歩く道は怪我のないよう歩きやすいにようになっていますよね。この泥道も結果的に良かったのかなと思っています。

HSCの我が子は嫌がって
この日はまだまだ暑い8月ということもあって、私も子供もサンダルだったので、泥道を歩いていると足が沈んですぐにサンダルも足の甲も泥まみれになってしまいました。HSC(HSP)の特徴だと思いますが、潔癖症なので、すごい嫌がり足を洗う、サンダルを洗ってきてよ、とすぐ主張しました。子供のいう通りにすることもできましが、最後までコスモス畑の絵探しをしようと思いました。ですが、このままだと子供は足の泥が気になって、絵探しどころじゃありません。

そこで、私はサンダルを脱いで素足で泥道を歩いて見せました。ヒンヤリしているし、べどっとして気持ちいいよ、最後まで楽しもようよ、と動いて示してみせました。泥にまみれるのが楽しいことだと思ってくれたかどうかは分かりませんが、気を取り直して最後まで絵探ししました。
子供にとってストレスがかかったかもしれませんが、結果的に受け入れる体験は、泥道のおかげです。私も足が泥で汚れたときに、足やサンダルを洗うという作業が追加されたことに、イラっとはしました。でも子供にとって少しでもプラスになったのであれば、それは無駄なことではなかったと信じています。
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